☆イラストや漫画がこのソフト1本で描ける!「MediBangPaint Pro」メディバンの使い方【図解あり】*20210916追記

イラストや漫画が「MediBangPaint Pro(メディバン)」1つで描ける!使い方など機能の一部を図解ありで大まかに書いてみる!

 

「firealpacaやmedibangが使いやすいなら「photoshop」もおすすめですよ。なぜかというと――」記事でも話題にしたイラストも漫画もデジタルで描ける!しかも無料という太っ腹なソフト「MediBangPaint Pro」

ソフトを使ってみた感想や注意点などを書いてみようと思います。

  • PCで作画している視点で書いてます。

 

*202109時点でメディバンの「革命期」ともいえる「大幅な変更点」がありました。202109時点の新バージョンにアップしたので違いについても追記します。

 

無料会員登録者と未登録者の違い

会員登録しなくても使うことは可能なのですが、トーンなど一部の機能は使えないです。

会員登録はユーザー名・メールアドレス(フリーメール可)・パスワード設定するだけです。トーン代も「無料」なので出費をおさえられます。

トーンの使用予定がない・会員登録なしでペイントソフト使いたい・うごくイラストを作りたいのでしたらメディバンではなく同じ会社が提供している無料ソフト(会員登録不要で使えます)「アルパカ」がありますよ。

「メディバンとアルパカの違い」につきましてはこちらの記事をお読みください。

 

メディバンの各機能の使い方の一部を書いてみる(図解あり)

202109時点の最新バージョンと違いがあった箇所に追記しました。

 

DLしてインストール完了し起動させていくと…通常画面は↓のようになります。

Photoshop(過去に使っていた頃と比べてですが・現在と似ているのかは未確認)と似ていた&操作方法は説明書がなくても問題ないシステムだったので使いこなすのに時間がかかることはなかったです。

色の選択方法は円形ではなく、グラデーションのようになっているのも特徴かな?(クリスタなどは円形の中にある・をぐるーっと動かして選択する方法です)

よく使う色を、パレットに登録しておくことが可能。登録方法を書いてみます。

カラーパレットに保存したい色を登録する方法

↑のパレットの部分が空白状態です。

例 パレットに紫色を登録してみたいと思います。

〇を動かして登録したい色を選択できましたら、パレットの左下にあるゴミ箱の横の□をクリックします。

そうすると画面中央に↑のような画像が表示されます。わかりやすい(たとえば〇〇キャラの髪の色など)名前に変えてOKをクリックします。

例では「髪(ベース色)」って入れてみました。

空白だったパレットに色が増えてます。現在選択している状態なので、名前「髪(ベース色)」という文字が表示されています。

ソフトを閉じてまた起動させてみてください。ちゃんと保存されているのが確認できます。

もし創作や版権などでよく描くキャラクターがいるのでしたら、ベースとなる色を保存しておくと時間短縮になりますよ。

 

定番から背景までいろんなスクリーントーン(デジタル)が無料!?

アナログで漫画描くときに使われる「トーン」1枚約500円なのに、スクリーントーンで定番の「アミ」や「集中線」「雷」などの感情表現で使われるのだけじゃなく学校素材で使える背景まで…それなのにスクリーントーンが無料…

 

昔アナログでイラストや漫画を描いていたのでこれには驚きました。

創作する人にとって有難い世の中になったものだなぁ…(しんみり)

トーンの使い方

使い方は簡単です。

↑の初音ミクの背景にトーンを貼ってみます。画像使い回し(^_^;)

背景を選択したら

メニューバーにある、ふきだしのような画像「素材パネルを表示する」をクリックします。

↑の画面が表示されます。

  • アミ系トーンが多数ある「タイル」
  • グラデーションや集中線といった「トーン」

が選べます。

 

「トーン」に表示されているのは「一部分」ほかのトーン素材(背景含む)は「クラウド素材」にあります

…え?種類これだけ?少ない?

そこに表示されているものがすべてではありません。それ以外はクラウド素材にあります。

*クラウド素材の中に、点描や背景画像がおさめられています。

 

下のメニューバーにある「クラウドから素材をダウンロード」をクリックすると「クラウド素材」が表示されます。

では今回はタイルにある「アミ10L30%」を選択してみます。

トーンの貼り付け方ですが、ドラッグ&ドロップ(左クリックした状態で貼り付けたい画像のところまでマウスを移動させたら左クリックを離してください)をするか、下にあるキャンパスに貼り付けを選べばOKです。

初音ミクの背景にトーンが表示されました。問題なければ右下にある「OK」をクリックします。

トーンの貼り方はこんな感じです。もちろんアナログの「スクリーントーン」同様、削ったりなど加工することも可能です。

平行線や十字線、パースで役立つ消失点などももちろんあります。

↑から選んで操作することが可能です。

サイト「メディバン」にソフトから作品を送信することができます。また公開時にSNSに同時投稿することも可能です。

↑私はSNSに同時投稿は、ためしたことがないため体験談を書く事はできませんm(_ _)m

漫画のふきだしにいれる「文字入れ」が簡単にできる!しかもフォントいろいろあります!

「テキストツール」で文字入れが可能です。

テキストツールの使い方*202109追記(テキスト編集画面に見本が表示されるようになった)

旧テキスト編集画面

「T」を選択して画面上でクリックするとこの画面が表示されます。

回転の下にある空白部分に入れたい文字を入力します。

フォントや大きさ色など…すべて設定を終えたら「OK」をクリックします。

↑初音ミクって文字を入れることができました。

*例として使用している「初音ミク」について*

ピアプロ・キャラクター・ライセンスに基づいてクリプトン・フューチャー・メディア株式会社のキャラクター「初音ミク」を描いたものです。

 

昔のバージョンはテキスト入力の際「見本」がなかったのですが、現在(202109)の新バージョンではテキスト入力画面の右上に見本が表示されるようになっています。

テキスト入力画面(文字の参考例表示あり)

『文字だけだとどのようなときにどのフォント使ったほうがいいのかわからない』という方は「フォントを使って本格マンガを描こう!」記事が参考になりますよ。(公式メディバンで公開されています)

 

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凄い!なのに無料!私はPC+ペンタブでイラストや漫画を描いてます。

 

上記に紹介したのはほんの一部に過ぎません。他にも様々な機能が搭載されています。すべてフルに使ったとしても「無料」なんです。使ってみませんか?